ロシアンブルー・りるーのサンディエゴ極楽生活、の続き
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南カリフォルニア、サンディエゴに3年間居住。'07年3月末に日本に帰国。スパムが多いのでこちらのコメント欄は閉鎖しました。新ブログ(http://mogusuya.exblog.jp/)にてお待ちしておりまーす♪
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閉所恐怖症 その2 飛行機での引越
同居人家がアメリカに来たのは去年の3月7日でした。

子供がおらず、夫婦ともに海外に関係する仕事をする機会もあった我々、転勤先がアメリカ西海岸ということもあって、自分達の引越については、物理的にメンドクサイのを除けば(欧州に行きたかったというのはさておき)ほとんど苦になりませんでしたが、問題は狭い場所の嫌いなりるーさんのことでした。

年末に辞令が下りて以降は、インターネットを徘徊し、少しでも猫にとって、楽な引越の方法を毎日、考え続けました。色々な人から、猫を飛行機に乗せるなんて、と言われましたが、うちに来て以来、我々以外の誰にも触らせない猫を他人に預けることは想像できませんでした。

りるーさんに関しては問題は大きく2つありました。

1つはケージが大嫌いなことです。この猫が大阪から新幹線でうちに来て以来、その時、使ったサムソナイトのキャリーバッグは我が家では何年も出しっぱなしで置かれていましたが、彼は一度も自分から中に入ったことがありませんでした。もしも、転勤になったときのことを考えて(狭いところに慣れて欲しいと思って)猫ちぐらを与えてみたり、別のケージも買ってみたこともあったのですが、やはり、一度も使ってもらえませんでした。

2つめは、ロスアンジェルスに着いてからサンディエゴまで、2時間程度の長いドライブに耐えてもらわなければならないことでした。サンディエゴには日本からの直行便がないので、普通は飛行機を乗り換えます。が、日本からの長いフライト以外の飛行機に猫を乗せたくありませんでしたので、自分達でレンタカーを運転しようと決めたからです。

交通手段を決めてからは毎週毎週、猫を車に乗せました。まずはマンションの駐車場に車をとめて5分、次は15分、その次はマンションの周りを一周、といった感じに。最後は国道を高速で走って、風の音やエンジン音にも慣れてもらいました。

ケージに関しては、少しでも好きになって欲しいと思い、毎日、その中に餌を置くようにしたり、大好きなおもちゃを投げ込んで遊ばせようとしましたが、最後まで必要のないとき以外は近寄りもしませんでした。また、バッグの上の蓋を閉めてしまうと、絶対に入ろうともしませんでした(このバッグは前と上が開くタイプ)。

特に出国準備に病院に何度か行って以来、さらにバッグが(無理やり入れるしかなかったので)大っ嫌いになっていってるようでした。鎮静剤の副作用の可能性はわかっていたので、使うのは好きではありませんでしたが、狭いところの大嫌いな子がケージの中に半日以上もいるのは拷問と考え、少しでもつらい時間が減るならと、医者に相談して、所要時間の半分、6時間程度のものを処方してもらいました。鎮静剤を与える前の時間用に市販のハーブのレメディも準備しました。

当日は大量の荷物がありましたので(スーツケース2個、大きなダンボール2個:トイレ、砂、餌などの猫用品&もちろん猫と猫バッグ)親戚に車で成田まで送ってもらいました。猫は車には既に慣れていたので、検疫でも、リラックスしてますから大丈夫ですよ、言われたりもしました。鎮静剤は検疫で飲ませました。

航空会社は米系を選びました。日系は規定に忠実だと聞いていたので、あえて米系を選びました。りるーさんを譲っていただいたブリーダーさん(海外へのショー出展の経験もある方)からは、大きなケージに入れて、貨物にした方が猫は楽じゃないか(猫を輸入する際やショーの出展時にはたいてい貨物扱いなんだそうです)とも言われました。が、目の届くところに猫を置きたかったので、機内持ち込みにしました。噂どおり、我々の選んだ航空会社のフライトアテンダントの対応は鷹揚で、一度もシートの下にキャリーバッグを入れろとは言われませんでした。

飛行機に乗って、数時間後、りるーさんはバッグの中で目を覚ましました。その後はずーっとバッグの中で泣き続けました。飛行機のエンジン音がうるさかったこと、座席間の距離が広いシートを予約でもらっていたことから(ロシアンは非常に声が小さいので)周りには聞こえないとは思いましたが、バッグがガタガタ揺れるのを長いこと見てるのに耐えられなくなり、トイレで猫を出しました。

バッグを開けた途端、ガタガタ震えながら、両手で人間の子供のように私の首にしがみついてきました。バッグの中は引っかいた跡でいっぱいで、可哀想で涙が出ました。もう、猫をバッグに入れたくなかったので、そのまま猫を抱いて、4時間近く、トイレにいました。会社の規定で、赴任時の移動はビジネスクラスだったので助かりました。

事情をわかってくれたスチュワーデスから、着陸寸前に着席の指示が出たので、Bと2人掛りでごめんね、と言いながら、もう一度バッグに猫を入れ、席につきました。ロスの空港の検疫は非常に簡単で、書類も見ずに通してくれたので、レンタカーのあるところまで、大急ぎで移動し、猫を車の中でまた放しました。

初めての道、AもBも一睡もしてなく、空腹も通り越したような状態でしたが(食事もとれずじまいでした)、おかげさまでなんとかサンディエゴのホテルに無事に着くことが出来ました。
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チェックイン直後、爆睡中の運転手Bと、けろっとしてるりるーさん。
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その後すぐにこの状態に。

私たちはさ来年の春、帰国予定です。もう一回これをやるかと思うと、吐き気がしてきます。移動や騒音は割りに平気なりるーさん、どうしても狭いところが嫌いなようなので、帰りは大きな犬用のケージの中に箱を置いて、日系航空会社の貨物扱いにしようかと考えています。その方が彼のためには楽なのだろうと思いつつ、目の届かないところに置いておくのも不安なので、帰国直前までは悩み続けると思いますが。

いま、出国/帰国準備中の方、お互い頑張りましょうね。。。
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by koru2005 | 2005-07-20 14:14 | ◆りるーさん