南カリフォルニア、サンディエゴに3年間居住。'07年3月末に日本に帰国。スパムが多いのでこちらのコメント欄は閉鎖しました。新ブログ(http://mogusuya.exblog.jp/)にてお待ちしておりまーす♪
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Santa Barbara: The most beautiful downtown in America
2006年 09月 17日
9月の1週目、レイバー・デイ=勤労感謝の日にちなんで、Bの会社も三連休。日本に比べて、全然、連休の少ないアメリカ、急に思い立って、一泊で出かけてまいりました。
行った先はこちらSanta Barbara(サンタ・バーバラ、以下SBと略)→ なんせ、急に思い立ったもので、車で一泊で帰ってこれるところはどこだろうと考えたのですが、前々から、周りのカリフォルニア出身の人達に、SBはカリフォルニアで一番美しい街だから、と、言われていたのを思い出しましてね。 中央カリフォルニアに位置するサンタ・バーバラまで、州の最南端にあるサンディエゴの我が家からは約350km、理論上は約4時間弱のドライブ。L.A.を抜けて走るこのルートは気持ちのいいドライブ・コースとしても有名で、おととしのアカデミー賞脚本賞受賞映画 『SIDEWAYS サイドウェイ』 もSDから、このルートを通って、SBに向かう道程が舞台になりました(大人向きのいい映画だす)。 映画のポスターにもあるように、『サイドウェイ』ではワインが重要な脇役として、再々、登場しますが、SB郊外は良質のワインの産地としても近年、有名です。行くことに決めてから、SB市のウェブサイト等を一応、チェックしたのですが、そこには誇らしげに『アメリカで一番美しい街、SB』とも謳われていて、SB在住のセレブリティのリストが長いのもご自慢らしい。 よっしゃ、目的地として不足?はない!。せっかくだから、『サイドウェイ』のルートでも、辿って、美しい街を見て、ワインカントリー巡りでもしてみるべ、ということで、のこのこと行って参りました~。 さて、そこのあなた(笑)、あの方は大丈夫?、と、思ってるでしょ、思ってるでしょ??? 心配させたくないから、先に言いますけど、大丈夫でしたよ。彼がトイレに行ったのを確認してから出発し(おかげで、遅くなり、昼ごはん、その他、いろいろ食い損なった^ ^;)、次の日も何かあったときのために獣医のあいてる時間に帰ってきてましたから。。。帰ってきたらトイレにはでっかいおしっこ玉がありましたしね(最近、順調なの、うふ)。 ↑ 別れの構図(やらせではありません)。明日の明るいうちに戻ってくるってばと説得中… *** ええ、長い前振りでしたが(^ ^;ゞ、今度こそ、出発! 高速の運転は楽ですので、道を知ってるL.A.を越えるまでは私が運転しました。こう見えて?時速130km程で一番左車線(=追い越し車線)を疾走中(笑) ここらはこういう方々が多いことでも有名らしい。 そして、SBはこういう所。。。 うちのすぐ下にあるSDのOld Townはカリフォルニア発祥の地として知られていますが(スペイン人が最初に定植した場所。そこにもPresidioがあります)、SBもスペイン人が開いた古い街。 しかしながら、残念なことに1925年の大地震でSBは大きな痛手を受けてしまいました。が、それを機に、SBのシンボル、古いスペイン風建築特有の赤い屋根をテーマに街を再興。西海岸のリビエラ、赤い屋根の街、と言われる今の美しい街並みが生まれたそうな。 海に山がすぐ迫るSB。緩やかな傾斜に沿って、赤い屋根が並びます。 こういうことをいうと、殴られそうだけど、地形は別府にそっくりだねえ。海沿いの道なんて、でっかいパームが生えてて、花がいっぱいで別大国道にクリソツだし、ワイン畑のあるエリアから降りてくる道も、なんか、雰囲気、湯布院から別府に下りて来る道かと思っちゃった。湯煙はないけどさぁ(^^ゞ、って、これを読んでるうちの数名しかわからない話題をしてしまいましたが、SDと違って、山にもやわらかい緑がとっても多いから、余計そう見えるのかもしれない。和みました。 もちろん、街中も緑がいっぱい。 街のど真ん中にこういうでっかい木がいっぱい生えています。揃った街並み、通りを歩く人々を見てると、ヨーロッパのようでもあるんだけど、私の知ってる範囲の南欧とも西欧とも植生が違う気がして、とてもエキゾチックな感じがしました。が、南米に何度か行ったことのあるBに言わせると、こういう木の感じ、白っぽい街を人がそぞろ歩いてる感じはブラジルみたい、だそう。アメリカ大陸固有の植生なんでしょうか。。。 カフェも本当に多くてね。 一応、猫飼いなものですから、こういうカフェを見つけて、早速、入ってみましたよ。 ちょっと裏通りにあるのに、人が入ってるなあ、と思ったら、こんなかわいいお店だった。 SBのダウンタウンは19世紀~20世紀初めの古いスペイン建築が随所に残って&復元(地震で壊れたからね)されてまして、古い建物好きのあたくしには堪らん場所でもありました。が、全部載せると、嫌われそうなんで(笑)、 ここだけは!、という場所だけ、ご紹介しますね。 State Street(メインストリート)のすぐ裏にあるCourthouse(裁判所)です。1929年、地震の後に再建されました。 10時になったら、この塔に上れるので待機中のところ。 高いところが好きなもんで、この程度をエレベーターで登るのはちょっと物足りなかったけど(笑)、ココは絶対に行く価値があると思う。 ちなみに最初の方のSBの街の見下ろし写真はココから撮りました。 あ、そうそう、ついでに言うと、もし、春夏に登るなら午後を推奨します。カリフォルニア中&南部の海沿いは暑い時期の午前中は、たいてい、海からの湿気でけぶってんの(だから、最初の街の見下ろし写真も海側は空が白っぽいでしょ@午前10時)。真っ青な空が撮りたかったら、午後2時以降がいいんじゃないかなぁ。 塔からの景色もいいけど、建物自体もビューティフルよん。 この建物、タイル好き、漆喰好きにはたまりません。手入れもすごくいい、、、と思ったら、今も現役でした(驚)。つまり、名前が示すとおり、日々、裁判がここで行われてるの(法廷中の部屋の前には『静かに!』のサインが)。日によっては入れない部屋もあるようですけど、無料のツアーもありまする。SBに行かれたら、ぜひ、どうぞ。 以上、the most beautifulかどうかはともかく、美しいことは間違いないSBのダウンタウンでございました。 次回、ワインカントリー編に続きまーす。 サンフランシスコ近郊のナパの辺りもそうですけど、だいたい、ワインが有名な場所というのはチーズも豊富に手に入りやすい気がします。SBの各種ウェブサイトで一押しのチーズショップ、ピクニック・バスケットもアレンジしてくれるそうで、ワイナリー巡りをする前に寄って、ランチを調達していくと良いとか。 というので、昼抜きで車を飛ばしてきた我々、SB到着後、イの一番にその店に突撃しました。 その辺りにはおいしそうなパン屋さんや、デリが集まっていて、いかにもドライブ前に寄ると良さそうな場所なんですが、全部、閉まってました。。。覗き込んでも、開くわけでもないけど、余計、おいしそうに見えました^ ^; SBに日曜、行かれる方、結構、休みの店が多いです。注意いたしましょうね。 部長、期待も大きかった分、血中チーズ濃度の低下を感じましたので、SDに帰宅後、Trader Joe'sに直行、仕入れてまいりました。 ←Whole Foods比較では、全然、種類がないですけど、売れ線がしっかりあって、お安いのがTJ'sのいい所。 この日のお買い上げは右上から時計回りにパルメザン、ゴートチーズ、スティルトン、三角チーズ(日本のに比べるとかなり濃厚)。 で、作りました。 今週のチーズ部部員の活動紹介です♪ いけ麺倶楽部部長でもあらせられるおやびん殿@『Tamarind' Cafe』からは、神戸ご自慢のドンク様のチーズミニクロワッサンと、美味しいスナック・チーズ情報、お手製のうまそうなチーズグラタンが。 新製品探検隊の隊長ともう、お呼びしましょう! 日々、諜報活動に余念のないがらさん@『そういうことになっちゃいました』からは、今回はQBBのレンジでチンするチーズリゾットをご紹介いただきました。チーズリゾット、真面目に作るとエライめんどいっすからね。お味もいいそうで、是非、試したいものです、帰国したら^ ^ お二方、部活動、どうもありがとうございました。またまたよろしく~♪ チーズ部、部員常時募集中です。そこのチーズ好きのあなた、美味しいチーズ(製品)を見つけたら、是非、教えて下さいねん。
by koru2005
| 2006-09-17 10:05
| ◆サンディエゴの外
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